急性疾患とは
発症から短期間で症状が出現、進行する病気を指します。
下記は代表的な病気・症状ですが、重要なことは命に関わる疾患も含まれていることです。
急性疾患に含まれる病気と主な症状
- 脳卒中:急な頭痛、嘔吐、手足の動かしにくさ、しゃべりにくさ
- 急性心筋梗塞・狭心症:急な胸の痛み、肩の痛み、嘔吐、息苦しさ
- 不整脈:急なめまい、息切れ、失神
- 大動脈解離:急な背中の痛み
- 消化管穿孔:急なおなかの痛み
- 尿路結石:急な背中の痛み、血尿
- じんましん:急な皮膚の赤み、かゆみ
- 骨折:急な四肢の痛み(特に転んだあとの)、腫れ
- 感染症:急な発熱、寒気、感染部位の腫れ、痛み、熱感
動けないくらいの、感じたことがないくらいの痛みは特に注意が必要です。
外来診療における感染症
小児科では、外来受診のうち急性疾患が6割を占め、特に感染症はそのなかで8~9割を占めるため重要な分野です。
代表的な感染症と主な症状
- 結膜炎:目の充血、目やに、目の痛み
- 急性上気道炎(かぜ):発熱、鼻水、のどの痛み
- 中耳炎:発熱、耳の痛み、聞こえが悪い
- 肺炎:発熱、咳・痰、息切れ
- 胃腸炎:嘔吐、下痢、腹痛
- 尿路感染症:発熱、頻尿、おしっこするときの痛み
感染症によっては曝露歴が重要
上記の病気は日常生活でもかかりますが、そのほか特別な接触でかかる感染症もあります。
下記はその代表的な例です。
関係する曝露
- 数週間以上咳が続いている人との接触
- イノシシなどのジビエ、鶏肉、豚肉、魚介類の生食
- 銭湯などの循環式浴槽や温泉
- 土壌で汚染した、また動物に噛まれた傷
- 山での野外活動や河川・湿地での活動
- 不特定の方との性交渉
- 海外旅行や滞在(特に発展途上国)
当院では、急性疾患に精通した感染症内科専門医、総合内科専門医が診療し、必要に応じてしかるべき病院にご紹介いたします。